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確実な動作をさせるためのコツ

AVTシリーズが用いる赤外線リモコンを利用したAV機器制御の方法は、片方向通信による信頼性の低さが最大の欠点ですが、利用の仕方を工夫すれば信頼性を高めることが可能です。
ここでは、その方法について紹介します。


オーディオ編

基本は、トグルでない信号は、しつこく何回も出す、である。
たとえば"録音"は3回ぐらい繰り返して送信しよう。
1度くらい失敗しても2回目、3回目とダメを押せばいいのである。

チャンネル選択も、オーディオの場合は1ボタン選局ということが多い。
これも3回位繰り返そう。

しかし、困るのが電源である。
殆どの製品がトグル動作である。
AVTからは目的の装置の状態がONなのかOFFなのか確認するすべがないので、何かの拍子に入れ替わってしまうと誤動作を招いてしまう。
この対策として、バカバカしくも有効なのが電源入れっぱなし、という手段である。
ただし、この方法は電気代がもったいないとか、(寝室兼用の場合は)照明が安眠の邪魔になるなど欠点も多い。

それを解決する方法として、リモコン式コンセントスイッチを利用してみよう。
この製品は電源ONと電源OFFが独立しているので、確実な電源制御が可能である。


リモコンセント(購入価格3980円)

欠点の一つとして、リモコンモードの切り替えがない事が挙げられる。
同じ製品は同一室内で一つしか使えない。
困ったことに、このコンセント型の製品はこれしか見あたらない。
そこで、電灯用を転用してみよう。


リモコンスイッチ(購入価格1980円)

この製品は電灯用のため、差込口が特殊形状である。
しかし、アダプターを用いることにより、通常のコンセントに変換して利用できる。


アダプタ購入価格2つで360円

これらの製品は、家電店よりもDIYショップやホームセンターで見かけることが多い。

オーディオの場合は留守録に関係する部分で電源以外にトグル動作になる部分は少ない。
また、予期せぬ停電により途中で電源が切れても、ラストステータス保持機能を備えた機種が一般的である。
これらの点を考慮すれば信頼性を高めるのは比較的簡単である。


ビデオ編

トグルでない信号は、しつこく何回も出すという基本は同じである。
1ボタン選局方式のチャンネルや録画開始、停止などは多重化する事で誤動作を回避できる。
ただ、ビデオの場合は、電源は当然のこと、入力切り替え や 標準/3倍切り替えなど、トグル動作の部分が多い。
電源だけ何とかなればよい、と言うわけにはなかなか行かないが、いくつか参考になる例を紹介しよう。

確実に電源をONにする

’93年頃の三洋製(’99年頃の製品はダメ)・’99年頃の東芝製・松下製のVTRは、電源OFF時でもテープが入っていれば、再生の信号を送ると、電源が入って再生状態になる。
そこで、電源の信号を送る代わりに、

再生 → 再生 → 再生 → 停止 → 停止 → 停止

と3回くらい繰り返して送信すれば、確実に電源ON状態にできる。

 

確実に電源をOFFにする

確実に電源をONにする方法が無くても、確実にOFFにできる方法が有れば目的は達せられます。
OFFにした後、ONにすれば良いのですから。
ビデオのコンセントにリモコン式コンセントスイッチを付けてみよう。
これを利用し、数秒間ビデオの電源を断てば(数秒間の停電状態にする)大抵のビデオは電源OFF状態に復帰します。

次はビクターのビデオでD+が実践している方法
タイマー入の信号を送れば電源OFFになってくれます。
念のためにタイマー入の信号は2回送るようにしましょう。
予約が何もないときはエラー表示が点滅して10秒間次の操作を受け付けませんが12秒ほど過ぎてから電源の信号を送ればONになります。
他のビデオでも応用できるかは未調査です。

 

確実にチャンネルを変える三洋編

’93年頃の三洋製VTRでは、テンキー選局方式で2ボタンを押さなければならないが、1キーしか入らない状態で別のコマンドが来るとチャンネル選局はキャンセルされ変更にならない、という特徴を持っている。
これをうまく利用すると、

2桁目→1桁目→停止→2桁目→1桁目→停止→2桁目→1桁目→停止

と繰り返せば、確実にチャンネルを変えることが出来る。
最近の三洋製でも有効な方法か否かは未確認です。

 

確実にチャンネルを変えるビクター編

ビクターのビデオは1桁しか入らなくてもタイムアウトすれば有効になってしまうので三洋ほど扱い易くはない。
ただし、この特性を利用すれば1〜9のチャンネルについては一ボタン選局と同じように扱えば確実なチャンネル変更が可能です。
たとえば、チャンネル8にしたい時は、

8ch → 4秒待ち → 8ch → 4秒待ち 8ch → 4秒待ち

とすれば8chに変更できます。

最近のビクター製ビデオでは外部入力にダイレクトに変更できる信号ボタンが無くなっているようですが、0chを選択するとLine1になるようです。
Line2以降はLine1からアップ/ダウンで選びましょう。


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